大きな門柱のタイル壁でリビングを目隠ししたスタイリッシュなオープン外構　大阪府堺市

課題：道路からの視線を遮り、落ち着いたリビング空間をつくりたい

T様邸は、リビング前に広いタイルテラスを設けた新築住宅。

通りに面した掃き出し窓からの視線を気にせず、くつろげる空間にしたいというご要望をいただきました。

また、限られた敷地内で駐車スペースを確保しつつ、建物に調和する外構デザインをご希望でした。

タイル壁でプライバシーと美しさを両立

リビング前には300×600角タイルを使用した大きな壁を設置。

シンプルながら存在感のあるデザインで、タイルテラスの雰囲気を引き立てながら、外からの視線をやわらかく遮ります。

ポストと表札は壁面にすっきりとまとめ、夜にはグランドライトで下からライトアップ。

昼夜で異なる表情を楽しめるデザインとしました。

階段はポーチと同じ300角タイルで統一。

1段目の角を斜めにカットすることで、駐車の際もスムーズで実用的です。

素材や寸法の統一感が、住まい全体の上質さを際立たせます。

暮らしの変化：落ち着いたプライベート空間と快適な動線

リビングから見える門柱は高さ約1m60cm。

屋内からは安心感を、外からは圧迫感を感じさせない絶妙なバランスに仕上げました。

ポストは前入れ・後ろ取り出し仕様で、玄関から外へ出ることなく郵便物を受け取れます。

サービスヤードにはテラス屋根を設置し、自転車置き場として活用。

スロープと階段の両方を設けることで、荷物や自転車の出し入れもスムーズに。

簡易門扉を設け、防犯性にも配慮しました。

駐車スペースはコンクリートの刷毛引き仕上げと洗い出し仕上げの2トーン構成。

斜めに入れた目地ラインが全体に動きを与え、デザイン性を高めています。

グレートーンでまとめることで、建物との一体感を演出しました。

既存のブロック塀はローラー塗装でリフレッシュ。

全体の色味をグレートーンで統一することで、シックで洗練された印象に。

昼夜問わず、美しさと落ち着きを感じられる住まいとなりました。

施工概要

使用商品