リフォームの背景
新築時は必要最低限の外構のみを整えていたK様邸。
暮らしが落ち着いた今、「雑草が生えにくく、デザイン性もある外構にしたい」とのご要望をいただきました。
既存の構造を活かしつつ、機能面・デザイン面ともにグレードアップすることをテーマにリフォームを行いました。
課題
・道路から玄関が直接見えるため、プライバシーが確保しづらい。
・砂利敷きのため、雑草が生えやすく手入れが大変。
・外構全体に統一感がなく、建物のモダンなデザインを活かしきれていない。

解決策
2枚の門袖でつくる奥行きとプライバシー
杉板目コンクリートの質感を再現した「セラウォールRC杉板」と、300×600角のセラバンテタイル(ブラック)を組み合わせた2枚構成の門袖を設計。
高さをずらして配置することで、玄関前の目隠し効果と立体的な奥行きを演出しました。
外側の門袖は車の進入防止も兼ねた“くの字形”デザインで、安全性とデザイン性を両立しています。


雑草対策と動線の改善
玄関まわりと駐車スペースの高低差を調整し、スムーズな出入り動線を確保。
土間コンクリートやタイル仕上げを中心に構成し、敷地全体を雑草の生えにくい設計に。
門袖裏には生活感を隠せるスペースを設け、現在はオートバイの駐輪スペースとして活用されています。



植栽とロックガーデンでナチュラルに
門まわりと建物際には、自社オリジナルの中栗石(グレー)を用いたロックガーデンを配置。
手入れがしやすく、モノトーンの外観にやわらかな自然味を添えています。
グレーの石とドライプランツのコントラストが、シンプルながら上質な印象を与えます。



夜を彩る照明演出
タカショーのウォールアップライトを設置。
門袖に植栽の影を映し出すシャドーライティングで、昼間とは異なる幻想的な表情を生み出します。
壁面と植栽が織りなす光の陰影が、建物のファサードをより引き立てています。

暮らしの変化
日中はすっきりと開放的に、夜は落ち着いた光に包まれる玄関まわりに。
機能性とデザイン性が両立し、「帰宅するのが楽しみになった」とお喜びいただけました。
建物のモダンデザインと調和する、手入れのしやすいナチュラル外構が完成しました。
施工概要
| 施工費用 | 約150万 |
| 所在地 | 大阪府泉佐野市 |
| 施工期間 | 約1.5ヶ月 |
| 施工面積 | 約17坪 |
使用商品
門袖 :タカショーセラウォールRC杉板
門袖2 :300×600角タイルタカショーセラバンテ (ブラック)
ポスト :LIXLE S-3型シャイングレー
植栽スペース:自社オリジナル中栗石(グレー)
照明 :タカショーウォールアップライト



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