経済学を専攻していた学生時代、趣味で訪れていた美術館や博物館などの公共建築に興味を持ち、建設業界に飛び込んだ衣笠(きぬがさ)さん。現在は空間創造事業部の中堅社員として、戸建て住宅の外構工事でお客様の要望に応える営業担当をしています。
別の建設会社からハンワホームズに転職して5年近く。お客様の人生の歩みに寄り添った提案で自身も成長し、将来はこの仕事を志した“原点”である公共施設などの大型プロジェクトにも携わりたいという夢を持っています。
そんな衣笠さんが、お客様に寄り添ったきめ細かなサービスの提供をどのように実現させているのか、お話を伺いました。
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大阪の大学で経済学を専攻する一方、趣味で様々な美術館や長居公園にある博物館などを訪れていました。そこで、多くの人たちが楽しめる公共空間を作ることに自分自身も携わりたいと考え、建設会社に就職しました。
はじめに入社した会社では、公共施設の内装ディスプレイのプロジェクトを任されました。関心とマッチする仕事でしたが、早朝や深夜に現場に立ち会う業務も多く、ワークライフバランスの点で課題を感じハンワホームズに転職しました。
外構の会社であるハンワホームズが、屋外家具販売のDEPOS事業を展開していることは以前から知っていました。「面白いことをやっているな」と興味を持っていたことが、転職先として選んだきっかけです。最終面接で社長と話をした際に、会社を成長させるための長期的なビジョンを持っていることに魅力と安心を感じました。当時27歳だったのですが、年功序列がないという点もやりがいにつながるなと思いました。
また転職の動機だったワークライフバランスの点でも、工事の管理専用のアプリを導入するなど仕事の効率性を徹底的に追求していく姿勢も感じられ、自分の時間を大切にしながら好きな仕事もできるという印象を抱きました。この会社に入って5年目ですが、その印象は間違っていなかったと思います。
戸建て住宅の外構が専門です。直接お問い合わせをいただいたり、提携しているハウスメーカーから紹介していただいたお客様とお打ち合わせをして、工事の着工から完工までの進行を担当しています。
一日のスケジュールは日によって異なりますが、商談を数件、その他に着工済みの現場の確認、職人さんとの打ち合わせ、お客様に提出する資料の作成などが主な業務内容です。
営業はフレックスタイム制で、私はほぼ残業をしていません。というのも、当社は遠隔で作業ができるツールが揃っていて、どこにいてもスペースさえあれば必要な作業ができるようになっているからです。その都度事務所に戻る、というような時間のロスも全くありません。スケジュールも自分で組み立てることができます。作業が効率化された分、お客様の要望に応えるために使う時間の余裕が生まれています。

一戸建て住宅は一生に一度の大きな買い物なので、お客様は様々な不安を持っていらっしゃいます。その不安に寄り添うきめ細かな対応ができていると感じています。
一例として、三十代のご夫婦からいただいたお仕事で、3人の小さなお子様の成長に伴うライフスタイルの変化に配慮したことで、とても喜ばれたことがあります。
その際は、玄関先の階段にスロープを付け加えることで、子供たちが階段で転ばず安全に使えるだけでなく、将来ご夫婦が高齢になってもバリアフリーになって歩きやすいようにしました。庭に設置した砂場も、子供たちが成長した後は家族でガーデニングを楽しめる造りにするなどの工夫を施しました。
ご夫婦からは「打ち合わせを通して自分たちの将来の生活がイメージできた」と評価をいただき、私にとっても自分自身の成長を感じられた仕事になりました。
他の現場でも、完工時にはお客様から「イメージ通りです」「要望がすべて反映されています」といったお声をいただくことも多く、とても嬉しく、やりがいにもなっています。
加えて去年(2025年)3月からスタートした「チーム制」による効果も大きいと感じています。当社では一つの物件に対し、営業と設計、工事それぞれの担当者が合わせて3人または4人で対応するのですが、チーム制ではそのメンバーが固定されました。
チーム制が導入されるまでは、物件ごとに異なる顔ぶれで組んでいたため、それぞれ別の現場を抱えていて意思の疎通が難しくなる場面もありました。チーム制の導入後はメンバー内でのコミュニケーションが取りやすくなっただけでなく、お客様の要望なども共有しやすくなり、これまで以上にお客様の声が仕事に反映されていると感じています。メンバー内でお互いへの不必要な遠慮がなくなり、より良い成果に向けた意見交換も活発です。
当社は全体的に風通しがよく、若い社員が意見を言っても耳を傾けてもらえる社風だと思っています。盛んになった現場の声がすくい上げられて、これからもさらに働きやすい組織になっていくと期待しています。

空間創造事業部は水曜日が固定休日となっていますが、それ以外に「フリー休暇制度」があり、自分の働き方に合わせて休日を取得できます。戸建て住宅担当の営業というと、お客様の休日である土日祝に仕事が集中するイメージがあるかもしれませんが、お客様の迷惑にならないようスケジュールを組んで、土日や祝日も休めるときは休んでいます。
夫婦共働きで一歳半になる子供がいるので、妻の休日に合わせて休み、ドライブや旅行を楽しむなど家族で過ごす時間を大切にできています。
これまでお話したように様々な新しいツールの導入、チーム制によるコミュニケーションの円滑化など仕事の効率化の徹底がそのままプライベートの充実にもつながっています。入社時の社長面接で抱いた印象が今、次々に伏線回収されていると感じています。
この業種を選んだ原点である美術館や博物館といった公共施設や多くの人が集まる商業施設などの大きなプロジェクトに挑戦したいです。
入社後は戸建て住宅外構の営業を一貫して担当してきましたが、お客様それぞれが多様な要望を持ち、それにきめ細かく寄り添って対応することで、お客様の喜ぶ顔を見ることができました。
この経験は大きなプロジェクトでも活かせると考えています。お客様が求めていることをしっかり把握して迅速に対応する、という経験をさらに蓄積し、この業界に飛び込んだときに抱いていた夢の実現につながるよう、今後も頑張りたいと思っています。